メッツのリアル仕上げ加工なら、 職人の手仕上げと高精度な塗装技術でまるで本物のような完成度へと導きます。
どちらかが、3Dプリンターで作ったスプーンです。
どちらかわかりますか?

- 見た目の「リアル」だけでは終わらせない。
手で触れたときの質感、光の反射、
細部の表情までも本物さながらに再現する―
3Dプリンターで作ったはいいけれど、
「物足りない」
と感じたことはありませんか?
形にはなったけれど、質感や色味に違和感…。
3Dプリンターだけでは表現しきれない「リアル感」の不足が、製品の完成度を下げてしまうこともあります。
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加工後の表面に細かな凹凸やザラつきが残ることで、製品全体の仕上がり品質が低下し、見た目にも触感にも違和感が生じます。
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樹脂特有の光沢や質感が安っぽく見え、実物の質感と大きくかけ離れてしまうことで、モデル全体の完成度に影響します。
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色合いや光沢の再現度が低く、実物の風合いや重厚感が伝わらないため、リアルな見た目を求める場面では説得力に欠けます。
造形はできた。でも仕上げで困っていませんか?
ご自身や他社で造形した3Dプリント品の後加工を、メッツが一手にお引き受けします。
磨き・塗装・質感再現まで、仕上げの悩みを解決します。
3Dプリンターで
スプーンができるまでの流れ

これが、メッツの
「リアル仕上げ加工」
です。
メッツが提供する
「リアル仕上げ加工」
とは?
3Dプリンターや樹脂モデルでは再現しきれない“リアル”を追求した加工技術です。
手仕上げ・高精度塗装・透明加工などを駆使し、試作品や展示モデルの完成度を格段に引き上げます。
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仕上げ前は「惜しい」
仕上げ後は「本物」完成度の高い3Dモデルでも、仕上げ処理が不十分だと「惜しい印象」にとどまりがちです。光の反射や表面の微細な粗さ、質感の違和感が、“プロトタイプ感”を残してしまう原因に。
メッツのリアル仕上げ加工は、そうした「惜しさ」を取り除き、見た人に“本物だ”と感じさせる完成度へ導きます。展示用、提案用、販売前のプロトタイプなど、第一印象が問われる場面でその効果は絶大です。 -
手作業による
滑らかな表面処理メッツの強みは、職人の手作業による仕上げ技術。3Dプリント品に残りがちなバリや積層跡、細かな凹凸を人の手で丁寧に研磨・調整し、滑らかで自然な質感へと整えます。この手仕上げにより、表面の触感だけでなく、光の反射具合やエッジの美しさにも違いが出ます。
機械では出せない繊細な仕上がりが、製品の価値を引き上げるポイントです。 -
実物と同等の塗装
ただ色をつけるだけでは「リアル」は生まれません。メッツでは、実物の色味や光沢感、質感を忠実に再現する塗装技術を採用しています。マット・グロス・メタリックといった多様な質感表現にも対応し、素材特性に合わせて最適な塗装方法を選定します。また、繊細な表面表現やディテール再現にもこだわり、見た目のリアリティを大幅に向上させます。意匠検討やデザイン確認において、より完成形に近いクオリティでの仕上がり確認が可能となります。
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メッキや
透明加工にも対応金属調の光沢を表現するメッキ加工や、素材の奥行きを際立たせる透明加工にも対応。たとえば、クローム仕上げで高級感を演出したり、クリアコートで樹脂に深みを持たせたりと、製品の印象を自在に変えることが可能です。表面の反射や透過性までをコントロールできるため、装飾パーツや視認性が重要な部分でも高い再現性を発揮。実物に限りなく近い仕上がりを提供します。


細部に宿る職人技
違いがわかる仕上がりへ
どれほど精巧に造形しても、最終的な印象を決めるのは仕上げの技術です。
メッツでは、手仕上げ・塗装・透明加工を駆使し、プロトタイプやモックアップに“見せる価値”をプラスします。
機械では捉えきれない微細なズレや質感の違いを、職人の手が正確に補正。
触れて、見て、違いがわかる仕上がりを実現します。
- 精密CNC、研磨、塗装、蒸着などの多様な工程
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メッツでは3D造形だけでなく、NC切削加工にも対応しており、仕上げ加工では、手研磨、塗装、蒸着、透明化などに対応しております。
3Dプリント品は素材の特性上、蒸着やメッキ加工、透明加工に制約がある場合も少なくありません。そうした課題に対し、メッツは30年以上の加工ノウハウを活かし、形状や素材に応じた最適な仕上げ方法を選定。職人による手研磨で積層痕や段差を丁寧に整えます。塗装工程では、リアルな色彩表現だけでなく、マット・グロスなどの質感にも対応し、試作品でも製品同様の完成度を実現。蒸着や透明仕上げが難しい場合でも、代替となる表面処理技術でリアルな質感を再現します。多様な加工工程を社内一貫体制で行うことで、試作から最終仕上げまで高品質かつスピーディな対応を実現しています。
- 30年以上の加工ノウハウ
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メッツは創業以来30年以上にわたり、模型・試作・量産前モデルなど、さまざまな分野における加工案件を手がけてきました。
積み重ねてきたノウハウは、ただ「加工できる」だけにとどまらず、「どのように加工すれば、よりリアルに見せられるか」「どの工程を組み合わせれば高品質を短納期で提供できるか」といった、実践的な知見に裏付けられています。3Dプリント品は一見便利な技術ですが、そのままでは積層痕や表面の粗さ、素材感の安っぽさなどが残ることも少なくありません。私たちは、そうした“惜しい”仕上がりを“製品として見せられるクオリティ”へと昇華させる技術を培ってきました。例えば、特定の素材には塗料が定着しにくいといった問題も、最適な下地処理や塗装方法で対応可能。
こうした知識と経験により、お客様の要望を的確にかたちにします。 - 素材の選定や用途に合わせた最適化提案も可能
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メッツの強みは、高度な加工技術だけにとどまりません。
お客様が求める完成品のイメージや使用目的に応じて、素材の選定から仕上げ方法の提案まで、最適なソリューションをワンストップで提供できる点にあります。たとえば、展示会や営業ツールとして使うプレゼンモデルであれば、視覚的なインパクトを重視して高光沢塗装や蒸着を施し、製品の魅力を最大限に引き出すご提案が可能です。
一方、動作確認や機能検証が目的の試作モデルであれば、耐久性や加工性に優れた素材を用い、仕上げにおいても使いやすさを重視した処理を選択します。また、複数の素材が組み合わさるアセンブリ品に対しても、パーツごとの最適加工を検討し、組み上げ後の完成度を高めます。単なる受託加工ではなく、課題解決に向けた提案型のサービスとして、多くのお客様に選ばれています。

はじめての方も安心
まずはこちらをご確認ください
加工方法や納期、データの受け渡しなど、
お客様からよく寄せられるご質問とその回答をまとめました。
ご依頼前の参考にぜひご活用ください。
- どんな3Dデータ形式に対応していますか?
- 当社では、STL、STEP、IGES、x_tなど主要な3Dデータ形式に対応しております。ほとんどのCADソフトウェアで出力されたファイルを使用可能です。その他の形式についてもご相談いただければ、変換や対応策をご提案いたします。
- 納品までにどれくらいの期間がかかりますか?
- 通常、ご依頼内容や数量、仕上げのレベルにより異なりますが、初回お打ち合わせ後、3営業日〜2週間程度で納品可能です。お急ぎの場合はご相談ください。ご注文状況や複雑な加工の場合は納期が延長となる場合もございます。
- 仕上げ加工だけの依頼は可能ですか?
- はい、仕上げ加工のみのご依頼も承っております。他社やご自身で作成された3Dプリント品・試作品の後加工(研磨、塗装、表面処理など)のみのご依頼についても、まずはお気軽にご相談ください。
- 塗装の色は指定できますか?
- ご希望色の指定が可能です。パンフやカラーチップ(RALやPANTONEなど)、現物サンプルでご要望いただければ極力近い色で塗装いたします。特定の質感や仕上がりをご希望の場合も詳細をお伝えいただけますと幸いです。
- 金属や透明素材のような仕上がりは再現できますか?
- 樹脂素材の表面に金属風、透明感のある仕上げなど各種特殊表面加工にも対応しております。アルミやクローム調、クリア仕上げも可能です。細かなご希望があればサンプル等でご確認いただくこともできます。
- 費用はどのように決まりますか?見積りは可能ですか?
- 費用は形状、サイズ、材料、加工内容、数量などにより変動します。お客様のご要望内容に基づいて都度お見積りいたしますので、データや概要をお送りいただければ無料で詳細なお見積りを作成します。
- 一つだけの試作や小ロットでも依頼できますか?
- もちろん、1点からの単品試作や小ロット生産にも対応しています。大量生産前のサンプル作成や設計テスト、プロトタイプ製作にも多くの実績がございます。お気軽にご相談ください。
- 仕上げ後の耐久性や色落ちが心配です。対応できますか?
- ご使用環境やご希望に応じて、耐久性や色落ちへの対策もご提案しております。耐摩耗性や耐候性の高い塗料や表面処理なども可能ですので、用途やご懸念点をお知らせいただければ最適な方法をご提示します。
- 使用する材料は選べますか?
- 樹脂切削では、ABS、PC、アクリル、POM、ナイロン等様々な樹脂に対応しております。
3Dプリンターでは、ABS、ABS相当、PP相当、軟質などに対応しております。 - 製品の用途や目的に合わせて最適な加工方法を提案してもらえますか?
- はい、お客様のご利用用途や目的、ご予算・期間などに合わせて最適な加工方法・仕上げ処理をご提案します。企画段階からのご相談やコスト・品質面でのアドバイスもさせていただきますので、ぜひご相談ください。
モノづくりの現場から
私たちの拠点紹介
メッツは、高精度な加工技術と長年のノウハウを活かし、
3Dプリント品を“見せられる製品”へと昇華させる加工のプロ集団です。
会社名 | 株式会社メッツ |
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代表取締役 | 小林 久哉 |
所在地 |
【本社・工場】 〒577-0015 大阪府東大阪市長田3丁目5-25 TEL 06-6789-4585 / FAX 06-6789-8344 ●地下鉄中央線長田駅下車、4番出口より徒歩5分 ●中央大通り長田東交差点を南へ |
資本金 | 1000万 |
業務内容 |
1.デザインモデル・ワーキングモデル試作 2.治具・その他 3.各種プラスチック加工 4.ロボット溶接 5.組立作業 |
本社・工場 〒577-0015 大阪府東大阪市長田3丁目5-25
仕上げで決まる
プロダクトの品格
単なる試作品を超え、完成品の輝きへ。
研磨の繊細なタッチ、質感を操る塗装、光沢を宿す蒸着など、
仕上げの力が製品の印象を変えることを記事を通してお伝えします。
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